Kyoto uji

Renovation

Project

​マンションリノベーション

「愛でる空間」

DIYがライフスタイルの新しい文化となりつつある中、建築という分野でのデザイナーや職人の存在価値が問われている。

個を満足させるという発想と万人を意識した発想は相対するものとして理解されがちだが、結果は大差ないことが多い。

感性に響くデザインや建築とは初見であっても、想像を超えるものであったとしても人々の本能のどこかに宿るアンテナにアクセスできるものでなければならない。それは個や万人に受けるものを造るという発想からは決して芽吹かない。

私たちがプロとして自覚する発想の原点はそこで暮らす人たちの日常の背景を描くということである。そして、その暮らしが背景によって彩られ、豊かになるという結果を齎せるかどうかがプロとしての唯一の存在価値になる。DIYなら個を満たせば事足りる。ただこれは自己満足の領域を超えない。万人を満たそうとする行為や発想は現社会では個も満たせない。

 

「愛でる」とは美しさを味わい感動するという意味をもつ。

優れた技術や経験を兼ね備えるデザイナーと職人が一つのコンセプトに基づいて造り上げた空間は、その先にある住む人たちの暮らしの背景となるに相応しい空間に仕上がりました。

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